
iDeCoを始める最適な金融機関を知りたい!
この記事では、このような悩みを解決します。
本記事の内容
目次

iDeCoができる金融機関はたくさんあるけど、オススメは3つ
iDeCoができる金融機関は滅茶苦茶たくさんあります(160近く)
有名な金融機関を挙げてみます。
- 楽天証券
- SBI証券
- マネックス証券
- ソニー銀行
- イオン銀行
- みずほ銀行
- 松井証券
- 大和証券
- 野村證券
- ゆうちょ銀行
- りそな銀行
- 三菱UFJ銀行
- au
- ろうきん
多すぎ〜〜〜〜!!
と思った方もご安心ください。
そういった方に向けて、特におすすめの証券会社を選びました。
3つあります。
- 楽天証券
- SBI証券
- マネックス証券
この3つの中から選べば後悔することはまずありません。
iDeCo専用の口座は1人1口座です(加入後に変更することは可能)
総合証券(店舗型)ではなくネット証券がオススメです。
ネット証券の方が手数料が安く商品の数も豊富だからです。
なぜネット証券がオススメなのか詳しく知りたい方は、こちらの本がオススメです。
iDeCoの証券会社を比較するときのポイント
証券会社を比較するときのポイントは2つあります。
- 手数料が安いか
- 商品内容
一つずつ解説します。
手数料が安いか
iDeCoには必ずかかる手数料があります。
まとめると次の通りです。
加入時/移管時 | 2,829円 |
---|---|
口座管理手数料 | 2,052円/年 |
給付時 | 440円/回 |
還付時 | 1,488円/回 |
「給付時」とは、60歳以降にお金を受け取るときにかかる手数料のことです。
「還付時」とは掛金が、
- iDeCoの上限を超えて拠出したとき
- 加入資格がない人が拠出したとき
- 国民年金保険料の納付漏れに気づかずに拠出したとき
のいずれかで、金額をあなたに返すときのことです。
基本的には、ほぼ発生しない手数料です。
この中で「口座管理手数料」は金融機関によって異なります。
「口座管理手数料」は主にネット証券が横並びで最安値です。
もちろん今回紹介している3つのネット証券は、どれも業界最安値の手数料です。
加入時/移管時 | 口座管理手数料 | 給付時 | 還付時 | |
---|---|---|---|---|
楽天証券 | 2,829円 | 2,052円/年 | 440円/回 | 1,488円/回 |
SBI証券 | 2,829円 | 2,052円/年 | 440円/回 | 2,148円/回 |
マネックス証券 | 2,829円 | 2,052円/年 | 440円/回 | 1,488円/回 |
商品内容
iDeCoの商品を選ぶときのポイントは2つあります。
- POINT1:信託報酬が安い
- POINT2:希望している投資先があるか
それぞれ説明します。
POINT1:信託報酬が安い
信託報酬とは運用期間中にず〜っと、金融機関に支払う手数料のことです。
長期投資において「信託報酬が安い」は最重要ポイントです。
信託報酬の最安商品を投資マーケットごとに比較してみます。
全世界株式 | 米国株式 | 先進国株式 | |
---|---|---|---|
楽天証券 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド (0.212%) |
楽天・全米株式インデックス・ファンド (0.162%) |
たわらノーロード 先進国株式 (0.10989%) |
SBI証券 | SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド (0.1102%) |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) (0.0968%) |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス (0.1023%) |
マネックス証券 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) (0.1144%) |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) (0.0968%) |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス (0.1023%) |
信託報酬は”%”が低いと、負担する手数料は少なくなります。
信託報酬という面では『楽天証券』が劣勢ですね。
これは「eMAXIS Slimシリーズ」という運用コストの安い商品を取り扱っていないからです。
1年でどのくらい信託報酬がかかるか?
次の条件で信託報酬がどのくらいか考えてみます。
- 運用資産は1000万円
- 楽天証券で楽天・全世界株式インデックス・ファンド (0.212%)を購入
- マネックス証券&SBI証券でeMAXIS Slim 全世界株式 (0.1144%)を購入
その結果は、
- 楽天の信託報酬額:21,200円/年
- マネックス&SBIの信託報酬額:11,440円/年
運用資産が1000万円なら毎年9,760円変わってきます。
(商品が違うので正確には比較できていませんが)
あなたが投資したい商品の信託報酬がどのくらいか確認して金融機関を決めましょう。
POINT2:希望している投資先があるか
自分が投資したい商品があるか確認しましょう。
たとえば、
- 新興国株式に興味がある!
- 米国株式がいいんだ!
- 安全な定期預金がいい!
このように自分の考えがある場合は、それにあった商品を信託報酬の安い金融機関で選びましょう。
おすすめのiDeCo投資商品はこちらで紹介しています!
CHECK
-
-
【20~30代向け】iDeCo(イデコ)のオススメ商品【3選】
続きを見る
iDeCoの商品数について
各証券会社の商品数は次の通り
楽天証券 | 32本 |
---|---|
SBI証券 | 37本 |
マネックス証券 | 27本 |
2018年にiDeCoで取り扱う運用商品の上限数を1つの金融機関につき35本までにするという謎のルールが制定されました。
マネックス証券の商品数は現在27本で、あと8本の余裕があります。
対して、楽天証券は残り3本・SBI証券はすでに使い切っちゃってます(笑)
今後良い投資信託が誕生したときに、それを取り入れてくれる可能性が高いのはマネックス証券でしょう。
なのでマネックス証券は他に比べて優位性があります。
楽天証券がオススメな人
楽天証券がオススメな人は、
- 楽天証券以外の口座を作るのがめんどくさいと感じる人
です!
楽天銀行を使っていたり、楽天でつみたてNISAをやっているなら、楽天でiDeCo口座を開きたいと感じるでしょう。
しかし、他の2つの証券会社に比べると商品の信託報酬がやや高めです。
また楽天証券のiDeCoはクレジットカード決済ができないのも残念ポイントです。
SBI証券がオススメな人
SBI証券がオススメな人は、
- SBI証券でNISAをすでにやっている人
- eMAXIS Slimシリーズに投資したい人
- 口座数No. 1の証券会社がいい人
です!
SBI証券はみんなが使っているという安心感がありますよね!
マネックス証券がオススメな人
マネックス証券がオススメな人は、
- 複数の証券会社を利用しても気にしない人
- eMAXIS Slimシリーズに投資したい人
- ナスダック100に投資したい人
- 今後の投資商品の入荷に期待する人
です!
iDeCoに関しては、3つの証券会社の中で1番オススメできます。
マネックス証券は前述した通り、商品数に余裕があり今後の商品に期待できます。
またマネックス証券は、iDeCoでナスダック100へ投資ができる唯一の証券会社です。
過去のデータで好成績を残している商品で人気があります。
商品名:iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス
過去のデータで好成績を残している商品で人気があります。
以上のことから、マネックス証券が一番オススメできます。
つみたてNISAなどは、楽天証券やSBI証券がオススメですが...
おまけ:忖度なしの証券会社ランキング
忖度なしの証券会社ランキングを最後に共有します。
- 1位:マネックス証券
- 2位:SBI証券
- 3位:楽天証券
忖度なしだとマネックス証券が一番良いでしょう。