
併用もできるの?
今回はそのような悩みを解決します。
この記事でわかること
- 自分が何から始めればいいのかわかる!
- NISAやiDeCoがどんな人に向いているかわかる!
結論から伝えます。

「老後資金」という明確な目的がある人はiDeCoがオススメです。

お金を60歳までに引き出す可能性があるならNISAがオススメです。
目次

NISAとiDeCoの違いは?
そもそもNISAって何?って方は『こちら』ををご覧ください。
iDeCoって何?って方は『こちら』。
まずは、サクッとNISAとiDeCoの違いを比較してみます。
一般NISA | つみたてNSIA | iDeCo | |
---|---|---|---|
投資限度額 | 年間120万円 最大600万円 |
年間40万円 最大800万円 |
年間14.4〜81.6万円 |
取り扱い商品 | 株式・投資信託・ REITなど |
厳選された投資信託・ ETF |
定期預金・保険・ 投資信託 |
非課税期間 | 5年(最長10年) | 20年間 | 60歳まで |
遠注引き出し | いつでも可能 | いつでも可能 | 60歳まで負荷 |
手数料 | 無料 | 無料 | かかる |
目的 | 教育資金・住宅購入など自由 | 老後資金 | |
税優遇 | ○ | ○ | ◎ |
注目すべきポイントを洗い出してみます。
- 一般NISAは自由度の高い投資ができる
- つみたてNISAは非課税期間が長い
- NISAはいつでも引き出せる
- iDeCoは60歳まで引き出せない
- iDeCoの方が節税効果が高い
それぞれの特徴をしっかり理解しましょう。
詳しくNISAとiDeCoについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
NISAとは
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NISAとは?簡単にわかりやすく解説します【初心者OK】
続きを見る
iDeCoとは
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iDeCo(イデコ)とは?メリットとデメリットをわかりやすく解説!【初心者向け】
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NISAとiDeCoの併用について
やや複雑ですが、一般NISAとつみたてNISAは同じ年で併用できません。
対して、NISAとiDeCoは併用できます。
つまり「一般NISA+iDeCo」もしくは「つみたてNISA+iDeCo」はOKです。
NISAとiDeCoはどっちを優先すべき?
NISAとiDeCoどっちを優先すべきか。
使い分け早わかりチャート
上記のように、老後資金という目的なら『iDeCo』を選びましょう。
60歳までに使う予定がある or 60歳以上の人は『NISA』をオススメします。
ここからさらに詳しくNISAとiDeCoがどんな人にオススメなのか説明します。
一般NISAがオススメな人
一般NISAがオススメな人は、
- 投資の知識がある程度ある人
- 株式投資がしたい人
- ある程度、貯金がある
一般NISAの魅力は「自由度」です。
投資知識がある人には嬉しいポイントですが、逆に自分で判断する力が必要なので投資初心者には難しいです。
つみたてNISAがおすすめな人
つみたてNISAがオススメな人は、
- 投資初心者
- 少額から投資したい人
- コツコツとつみたて投資したい人
- ズボラな人(iDeCoより手続きが簡単)
つみたてNISAの魅力は、運用期間が長い点です。
長期積立は勝率が高まる傾向にあるので、投資初心者にもオススメです。
「一般NISA」と「つみたてNISA」は、いつでも引きだし可能という点もメリット
iDeCoがおすすめな人
iDeCoがオススメな人は、
- お金に余裕がある人
- 老後資金を貯めたい人
- 60歳まで引き出せなくてもいい人
iDeCoは掛金が全額所得控除になるという魅力的な節税効果があります。
つまり所得が多い人ほど節税効果の恩恵を受けられます。
逆に専業主婦などの場合は所得控除のメリットがないのでiDeCoの恩恵は小さいです。
iDeCoはあくまで年金。
60歳までお金が引き出せないことを、頭に入れておく必要があります。
NISAとiDeCoを併用しよう
お金に余裕があるなら、NISAとiDeCoを併用しましょう。
NISAで老後前までのお金を貯めつつ、iDeCoで老後資金を準備できます。
併用する際のポイントは、明確な目的を持つことです。
たとえば、以下の通りです。
- 老後資金のためだからiDeCoを利用しよう!
- 住宅購入が目的だからつみたてNISAだ!
とは言ってもiDeCoは60歳まで引き出せないというデメリットを忘れてはいけません。
iDeCoは、余裕資金で運用することをオススメします。